水道視察
昨日東京都水道局の朝霞浄水場を視察に行きました。
ご存知のように武蔵野の水は地下水が7割、東京都から3割の水を買い市民に供給しています。他の自治体はほとんどが東京都に一元化しておりますが、武蔵野は独自の水道部を持っています。
武蔵野の水道の今後について、維持にかかる経費などの問題から財政計画や事業のありかたについて議論が深まりつつある現状の中で、今回は都の水がどのような形で都民に供給されているのか理解を深めるための視察です。
朝霞浄水場は第1次利根川系水道拡張事業の一環として昭和41年10月3日に竣工した、日本第2位の施設能力を誇る大規模浄水場です。かつては東京都の水はおいしくないとの定説?のようなものがありましたが、現在では技術が進み、ろ過水の半分を高度浄水処理していることなどから、昔とは大分違うようです。
東京都の水は写真にあるように武蔵野の水と同様、販売もされています。飲み比べてみても?あんまり違いははっきりわかりませんが、武蔵野の水の方が地下水ですから硬度が高いので硬い感じがするかもしれません。
武蔵野と一番違う点は、水をきれいにするプロセスがまったく違う点です。
朝霞の場合、原水に凝集剤を混ぜフロックを沈でんさせ、ろ過し、高度処理の後に再度ろ過する。。。。というのが大まかな流れなのですが、武蔵野の地下水の場合は地下の段階で長年にわたって汚れが落とされているので、くみ上げた段階ですでに飲める状態になっています。ですから、再度ろ過したり高度処理をしたりする必要がありません。価格も武蔵野のほうが若干安め。
しかし、武蔵野の水も防災の面からすると安定的なバックアップ体制の確立や他の浄水場との連携など、課題もあります。
今後武蔵野の10年先を見据えた時に一番大きな課題となりそうな事がこの水道事業です。
あたりまえのようで忘れがちな「安心安全な水の安定供給」・・・・市民の為のベストの選択肢はどこにあるのか?とあらためて考えさせられた視察でした。
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